引越し料金を一番安くできる方法。それは、“時期を選ぶこと”です。
引越しには、料金が高くなる時期と安くなる時期があります。主に3月と4月を引越の繁忙期と呼び、それ以外の5月から2月を通常期と呼びます。
引越し料金が高くなるのは、当然繁忙期である3月と4月。場合によっては、2月中旬ころから5月あたまくらいの季節でも引越し料金は高くなる傾向がありますが、やはり一番高くなるのは3月中旬~下旬にかけて。会社の人事異動が最も多くなる季節であり、新たに進学をする学生の方の引越しもほとんどがこの時期にあたるため、引越の需要が最も高まるのです。また、9月に関しても、会社によっては人事の異動が行われることもあるので、9月も少し需要が上がります。とはいえ3月や4月ほどではないので、9月の引越しはそこまで警戒する必要はないでしょう。
引越し料金を安くするには、まず繁忙期を選ばないことが大切です。急な引越しや、どうしても繁忙期に重なってしまう場合は仕方ないですが、そうでない場合の引越は、できるだけ2月~5月、9月は外すようにしましょう。引越し業者としても、通常期に関しては受注の数が減るので、かなり値引きも適用されることが多く、格安料金での引越しが可能になる場合もよくあります。
時期を選ぶこと以外にもさらに料金を安くできる方法があります。それは、曜日や時間の選び方に気を付けることです。
まず曜日については、必ず平日を選ぶようにましょう。土曜、日曜、祝日については引越の需要が平日よりも圧倒的に増えるので料金は割高になります。まずは平日に引越しをすること。これだけでも節約になります。
次に、引越の作業を開始する時間帯の選び方です。時間帯については、各業者で午前・午後・夕方といったような時間帯をプランに組み込んでいる業者もあるくらいです。料金が高くなるのは、午前の時間帯。特に家族の引越しであったり遠距離の引越である場合には、早めに作業を始めたいという人が多くいるので、午前が最も人気の高い時間帯となり、料金も高くなります。
次いで午後便、そして一番安いのが夕方便となります。人気が下がるにつれて料金も安くなっていきますので、時間帯に余裕のある方や、荷物が少なく作業に時間がかからない方などは、午後以降の便を選んでみると、より節約が可能です。
また、時間帯を選ばないフリータイムのプランを用意している業者もたくさんあります。これは、業者側に時間帯をきめてもらうというプランで、料金はかなり安くなります。業者によっては、通常のプランの半額ほどになるという業者もあるくらいですので、特に時間を決めなくてよい方や、引越し当日や次の日も休みを取れる方、スケジュールに融通の利く方などは是非チェックしてみましょう。
引越し料金を安くするには、
- 通常期を選ぶこと
- 平日を選ぶこと
- 午後以降を選ぶこと
- 出来ればフリータイムがベスト
この4つを意識して引越のプランを立ててみましょう。すべての要素を実践できるという方は少ないかもしれませんが、1つでも可能になれば料金は確実に安くなりますので是非試してみてください。